中古住宅の建物の価値は築年数だけで判断されている

1.お宝物件とは?

中古物件のお宝物件とは、実はとても価値があるのに、格安な価格で売られている物件のことです。その裏側には、日本における住宅市場の価格設定が影響しています。

現在の住宅市場は、中古住宅の建物の価値を適切に判断されていない現状があります。築20年を超えた物件の建物価値はほぼ0円と判断され、土地代の価値しか評価されません。

しかし、実際はきちんとメンテナンスをしていれば、同じ築20年の物件であっても建物の状態はさまざまなのです。

鉄筋コンクリートのマンションも、今までは築25年を超えると、需要がないと決めつけられて、ほとんど取引されていませんでした。

しかし、現在は築25年以上のマンションであっても需要が高まってきましたので、市場が大きく変化していることがわかります。
住宅は施行の良し悪しでその頑丈さは違ってきます。建物の質は一つ一つ違うのに、築年数だけで判断され、価格が決められてしまうのが現状なのです。

そして、まだまだ十分に住めるのに価格が安くなっている物件こそが、お宝物件と言えます。中古物件の1割がお宝物件をいわれますので、10軒のうち1軒は掘り出し物の確立がありますので、見つけることは可能なのです。

 

2.今はお宝物件を見つけやすい!

今、国土交通省は、新築物件が中心となっている住宅市場を、中古住宅を手直ししながら大事に使っていく方向へと進んでいます。

●瑕疵保険の整備
●インスペクションを普及
●住宅の長寿命化と流通の活性化につながる
「住宅履歴(住宅の建築時や改修時にどのような設計や施行を行ったかがわかる記録)」
●長期優良住宅化リフォームの推進

このような取り組みにより、今までのように築年数で価値が決まるようなことはなく、きちんと評価されていくでしょう。それによって、同じ築年数のマンションであっても、定期的にメンテナンスをしていた部屋と、何も手入れをしていない部屋では、物件価格に大きな違いがでてきます。

しかし、まだ制度が始まったばかりなので、実際の住宅市場は以前と変わらず築年数で判断する業者が多いです。

ただし、逆に考えれば、買いたい人にとっては、この過渡期が最後のチャンスかもしれません。定期的な手入れがされていて、建物の構造もしっかりとしている建物が築年数だけで、土地代のみで売られているからです。

この過渡期の数年間が、お宝物件に出会えるチャンスかもしれません。

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